お客様からの
「これできる？」に応えるために、
常識の範囲を超えていく。

子どもが生まれた頃に、転職活動を始めました。それまでは忙しいときと、そうでないときの差が激しい仕事で不規則な生活を送っていましたので、ある程度安定した環境で仕事がしたいと感じていました。
食品のパッケージを製造している当社は、事業の中身も分かり易いですし、日配品は無くならないという意識もありました。スーパーやコンビニには当社の製品が常にある、身近な物ですから。初めて訪れたオフィスは、オープンでありながら、きちんとした印象でしたね。

やはりモノづくりの会社ですから、製品が形になっていくところに面白さを感じます。
自分が携わって完成した製品が、店舗に並んでいるのを見ると、お客様のご要望に応えられたという実感がわきます。
基本的には受注生産ですので、お客様からのご相談が寄せられ、ご要望を実現するための提案を行い、仕事が増えていく流れです。
「こういう容器は作れませんか？」とか、「こんな感じの容器が欲しいのだけれど」
「中身はこういうものだけれど、上手く収まるパッケージをつくりたい」など、
お客様の声から仕事が始まります。
一つひとつの仕事のクオリティーが次の仕事を生み出していくようなところがあるので、品質にはとことんこだわります。

入社１年目に、ソフトクリームの本体の容器を担当しました。デザインの確認から、素材の手配、それから製造工程の全ての段取りに関わり、完成させました。最終的な形を見たときの喜びはひとしおでしたし、それらが店舗に並び、お客様に手に取っていただけるのを見届けたのは嬉しかったですね。同時に、ひとつの仕事を納めた安堵感もありました。ホッとしましたね。
多くの人の目に留まり、手に取っていただける製品づくりに携われることがとても嬉しいです。

仕事については、まだまだ、表面的な知識しかありませんが、もっと深堀して、新しい製品を開発できるようになっていきたいですね。
柔軟な思考で、アイスや食品とは全く関係ない「何か」を生み出せるようになるためには、常識の範囲を超えて幅広い視点で物事を捉えられるようになることも必要だと感じています。
それが実現すれば、新しいマーケットを創り出すこともできるかもしれませんし、お客様からの「これできる？」に応えられる範囲が大きく広がると思います。
この会社に入社して良かったことは、土日祝がお休みで予定を立てられること。定時に帰ることをとがめられることもなく、家族との時間も増えました。
今後はそういった環境を利用し、新たな発想での製品づくりに挑戦していきたいと感じています。