高い品質を保つためには、
消費者が気づかないわずかなキズを
見逃さない自分でいること。

自宅から通いやすいということもあって、面接に行きました。
そのときは、「工場で働くって、自分に合うのかな？」
「機械というものについて何も分からないけれど、ついていけるかな？」といった不安を持っていましたね。ですが面接に伺ってみると、工場長をはじめ、社員の皆さんの感じがとても良くて。気遣いがあるというか、優しいんです。
実際に入社してからも、居心地が悪いと感じたことがありません。

元々細かい作業が好きで、例えば、折り紙やラッピングを行う際にズレが無くきちんと折らないと気が済まないタイプ(笑)
ですから、現在パッケージ（アイスクリーム容器など）の検査を行っていますが、細かなところまでしっかりと見極め、不良が出ていないかを確認する作業は向いているのかもしれません。
それはまるで、出来上がった製品を並べて、高度な間違い探しを行うようなもの。
本当に小さなへこみや傷、ゆがみ、を見つける集中力が必要なんです。

また、何か課題が生じている容器を見つけると、ひとつずつその原因を見極めるのと同時に、その日に製造した製品に、同じような課題を見逃していないかを遡って調べ直します。
消費者から見たら分からないレベルのものであっても、見逃してしまうと、高い品質は保てなくなりますから、どんな小さなキズでも気づける自分でいることが大切だと感じています。
あらためて自分の仕事を振り返ると、仕事の間中、集中して黙々と進めている自分がいますね。だからと言って体を動かさないわけでもないので、そういう集中力を発揮しているのが心地よく、時間が過ぎるのもあっという間です。
オフの日には、自分で成形したカップをコンビニや店舗で見つけて、印刷や品質をチェックしてしまう自分がいますね。やっぱり気になってしまうのか(笑)

将来は、楽しく平和に過ごせればいいなぁと感じますが、自分で自由にやりたいことを選択できるような環境を整えていきたいと思います。そのためにはできることを増やし、評価されるようなスキルを身につけていかなければなりませんから、ビジネスコミュニケーション能力やPCスキルも上げて、事務処理の領域や更にデータ分析まで行えるようになっていきたいと思います。